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過敏性腸症候群は、精神的なストレスや自律神経が乱れることにより、腸が過敏になり下痢や便秘などの便通異常などの症状を起こす病気です。特徴として、検査などでは炎症や潰瘍などの異常がない場合でも、慢性的に下痢や便秘などの症状があることです。また、症状によって3つに分類されています。
「慢性下痢型」は緊張や不安によって激しい下痢の症状があります。
「不安定型」は腹痛を伴いながら下痢と便秘を繰り返す症状があります。
「分泌型」は、強い腹痛を伴いながら粘液の排出があります。
発症の原因は、はっきりと特定されていません。しかし、脳(メンタルな部分を含む)と腸が密接な関係があることが少しずつ解明されてきました。強いストレスのある状況では、脳内からのストレスホルモンの影響で腸の働きに異常が出るということもわかってきたのです。ゆえに自律神経失調症との関連も指摘されるようになりました。
また食べ過ぎや飲み過ぎ、過度な飲酒なども注意が必要です。
ストレスのある状態で、食生活と生活習慣が乱れていれば、過敏性腸症候群になりやすく、また悪化させてしまう可能性もあるからです。
過敏性腸症候群の主な症状は、腸の運動や感覚に異常が生じ、以下のような症状が繰り返し現れることです:
1. 腹痛や腹部不快感: 腹痛が周期的に現れ、排便やガスの排出後に軽減することがあります。
2. 便通の異常: 下痢や便秘、またはその両方が交互に起こることがあります。
3. 腹部の膨満感: ガスがたまり、腹部が膨れた感じがすることがあります。
4. 便の形や質の変化: 硬い便や水様便、または粘液が便に混じることがあります。
5. 排便回数の変化: 排便回数が通常よりも増える、あるいは減ることがあります。
過敏性腸症候群はストレスや食事、生活習慣などが引き金となることがあり、症状の重さや持続期間は個人によって異なりますが、内臓に明らかな異常が見つからないことが特徴です。
当院の過敏性腸症候群への治療は、まず自律神経の乱れを整えることを目的としています。接骨院また鍼灸院として、腸のはたらきを管理する脳や神経の指令が正しく伝達されることをめざしています。具体的には、原因となる身体の歪みを探し出し、腸が本来の機能を取り戻すことです。
例えば、骨格や骨盤の歪み。歪みによって筋肉が緊張すると腸の活動が停滞します。脳から腸へ正常な伝達が行われるよう骨盤や筋肉の歪みを整えます。また、姿勢や骨格のバランスを整えて内臓を正しい位置へ戻します。腸は内臓の中でも最も下の方に位置します。他の臓器の下にあり、重力で下へ引っ張られ常に負荷がかかった状態です。身体の歪みを取り除き、腸および内臓を正しい位置に戻すことで本来の機能を取り戻します。
過敏性腸症候群の原因のひとつと考えられている自律神経の乱れには、頭部や首周囲の骨の歪みの除去が効果的です。さらに鍼灸治療によって自律神経を正常な状態へ戻していきます。当院では、食生活やご自宅でできるストレッチなどもアドバイスさせていただきます。身体の中と外の両面から整えながら治療にあたります。
1.受付
問診票にご記入をお願いします。
2.問診
丁寧にゆっくりとお話を伺います
なんでもご相談ください。
3.検査
本当の痛みの原因を医学的に詳しく検査していきます。
4.説明
ご自身のお身体のことを患者様一人ひとりに合わせた施術を行っていきます。
5.施術
問診・検査・超音波検査に基づき、患者様一人ひとりに合わせた施術を行っていきます。
6.施術後の説明
治療の効果を確認し、自宅でできるセルフストレッチや今後の施術の進め方についてお話します。
受付時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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10:00〜13:00 (最終受付12:40) |
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17:00〜21:00 (最終受付20:40) |
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※1 木曜日の午前は研修のため営業時間は12:00(最終受付時間11:20)までとなります。
※2 土曜日の最終受付は13時までとなります。
※祝日は基本営業(GWやお盆、年末年始などの長期休みを除く)となりますが、それに伴い祝日のある週の土曜日が休みになることがありますのでご了承くださいませ。